肉の帝国アモリカ

そこに愛はあるんか?

年中夢中 "I Want You"

GW、まどマギの新作映画が発表されたから久々にアニメ本編と叛逆をイッキ見して、再熱した勢いでpixivで杏さや読み漁ったりスロット打ったりしてました。そしたらGW終わってました。トホホ。


こないだ関西住んでて始めてくくるのたこ焼きを食べた。関西に住んでいると、たこ焼き屋なんてチェーン店以外にも個人でやっているお店が沢山あって飽和状態なので、割と有名どころのを食べたことないっていうのあると思う。銀だこは人生で2回くらいしか食べたことない。でも銀だこのたい焼きはめちゃくちゃ食ってる。しょーみたこ焼きより美味しくない??てかそもそも関西人の一家に一台はたこ焼き器があるらしいし(我が家には無かった)外でたこ焼きを買って食べるという文化がないのかも。
んでくくるさんね、正直舐めてましたわ。地元の駅前でおっさんが個人でやってた小さいたこ焼き屋のたこ焼きが世界で1番美味いと思ってたけど、くくるの方が普通に美味しかった。関西来た時にMSSPが毎回買って帰ってたのも頷ける。銀だこの硬ぇたこ焼きしか食ったことがない関西以外の民は絶対に食べた方がいいと思いました。関西アイランド 遊びの街 満足100% あげるよめっちゃハッピーなたこ焼きを。


クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン」を観た。

しんちゃんの声が代わってから毎週見てたアニメも毎年観に行っていた映画もなんとなく触らなくなっていたが、旦那がゲオで借りてきたので見た。プライム会員だし他のサブスクも入ったりしてるけど、我が家ではいまだにレンタルショップで円盤を借りたりする。週末の仕事終わりに旦那と待ち合わせしてゲオに行き、大量のパッケージが並べられた棚から1本ずつ手に取って、ひっくり返して吟味して、面白そうな映画を数本借りて帰る。こんな世の中での小さな幸せ。新婚さんいらっしゃいに出演しようかな。
私はニワカだなんだと言われようと、クレヨンしんちゃんの映画はやっぱりオトナ帝国が大好きだし、アッパレ戦国大合戦も大号泣したし、ネットで斜に構えたクレしん好きがよく挙げるヘンダーランドも焼肉ロードも普通に大好きなタイプのオタクだけど、決してしんちゃんの映画に"泣き"要素を求めてるわけじゃないんですよ。ドラ泣き()みたいなドラえもんを泣ける映画に仕立て上げるアレはしょーみ嫌い。いやアレも当時映画館にちゃんと見に行ってちゃんと泣いてしまったけど。オタクの感受性舐めんな。だから、映画のロボとーちゃん辺りから感じ始めたひろし使っとけばええやろ泣けるやろ感に毎年ムカついてはいて、新婚旅行ハリケーンもまたそのパターンか!?て見る前からキレ散らかしてたんだけど、そうじゃない。「失われたひろし」なんてしょーもない副題付けんな。それがこの映画の価値を少し下げてると私は思う。
とはいえ正直ストーリー自体はご都合展開で尺の問題もあったりで終盤あたりはかなり雑な印象。クレヨンしんちゃんならでは!!みたいな要素もめちゃくちゃ少なかったかな。特にしんちゃんの映画といえば魅力的な敵キャラが主役と言っても過言ではないのに、歴代最高レベルで微妙なキャラだった。3分ポッキリと良い勝負。
じゃあ何が良かったのかと。今回の映画は"みさえ"が主役なところに尽きる。ストーリーは"家族"の話というより"夫婦"の話。野原一家といえば良き父親としてひろしがフューチャーされがちだけども、みさえもあまり話題に上がらないけど良き母親なんだよね。映画のワンシーンで、みさえがひまわりにもしんちゃんにも聞こえないように耳を塞がせた上で、ひとりで隠れて泣いてしまうシーンがあるんだけど、子供にそういうところを見せないようにするみさえに胸が締め付けられたり、ひまわりのオムツセットやおもちゃ等々が詰まった重いリュックをずっと背負ったまま頑張っていたところとか、しんちゃんがみさえに「ひまわりを守ってね」と言われて、「じゃあ、母ちゃんは誰がお守りするの?」てやり取りもあって、なんかもう気付いたらポロポロ泣いてました。
たぶん私が結婚したから余計に感情移入してしまったんだろうなと思う。いつの間にか母親目線になってた。独身時代に見てたらここまで感情動かなかったんじゃなかろうか。やだな。なんかやだ。そういう風に作品を見る目線が変わるの。

つまるところ、この映画のなにが1番よかったかというと、あいみょんマジ最高。