肉の帝国アモリカ

そこに愛はあるんか?

エクスペリアームス

インスタ、流行りのファッションとかおすすめの化粧品とか、オシャレアイテムを探すにはTwitterよりも便利な気がして、あと電車の中でスマホを覗き見されたときにバリキャリのお洒落港区OLに見えるのでは??と思って(※筆者は自意識過剰キモオタコンプを拗らせているド田舎作業着勤務です)ROM専で利用している。ただ時々流れてくる「○○っぽ」って言い回しやらTikTokみたいな自己顕示欲暴走動画やらが無理過ぎてスマホ2億台くらい叩き割ったので、マウント合戦と重箱の隅をつつきあうツイッターランドが最高…となりてり。


「ファンタスティック・ビーストもとダンブルドアの秘密」を観た。
Wizarding Worldの知識について、ハリーポッターシリーズと上記のファンタビシリーズは映画は全作鑑賞済み(吹替版のみ)。書籍は確か不死鳥の騎士団の上巻までは学校の図書館で読んでいたと思う。でもそこまで詳しくはない。金ローで見たことあるよ〜とか言っている程度の知識。いつだったかのハリーとロンとハーマイオニーが三角関係だと紹介した番組に対しても特に憤りを感じたりはしない。作品を見ていない人間がミリしらしたら大抵そう言いそう。それくらいの一般視聴者。しいて言うなら、好きなキャラは声が石田彰の頃の名前を言ってはいけないあの人です。
以下ネタバレ注意。
結論、面白かった。円満?エンドでよかった。ジェイコブとクイニーが幸せになってよかった。スキャマンダーさんもティナも結婚することは確定しているので最後はイチャイチャしてて良かった。のだが、の だ が 、どうしても端々でコロナの影響を感じてしまった。ティナの出番が少ないのは中の人の妊娠出産が重なってしまったからというのは仕方ないが、ナギニが名前すら作中で出ないのはどういうことだよ…。クリーデンスの唯一の理解者感を出しておいて影も形もなくなってしまったのは悲しい。中の人が韓国に住んでいるから撮影が難しかったのは分かる。分かるんだけど、映画という"創作の世界"で現実の世情を感じ取れてしまうのが非常に辛い。単体の作品ならどうとでもなったが、続き物だと顕著になるのがな…。
次にグリンデルバルド。ジョニーデップが降板したニュースは知っていたので深く混乱することは無かったが、最初にダンブルドアの前に出てきた時は新キャラかと思った。マッツ・ミケルセンに似てるな〜と思ってたらマッツ・ミケルセンだった。ジョニーデップからマッツは"グリンデルバルド"というキャラの解釈がブレすぎじゃないか!?と思ったが、終盤には違和感はなくなった。寧ろこっちが正解だったような気さえした。ポリジュース薬飲んでるシーンでも入れときゃいいのに。個人的にはジョニーデップの方のThe 悪役ないし小物感あるキャラデザが好きだったので寂しい気持ちがある。意味深オッドアイはなんだったの…。
最後にユスフ・カーマ。「グリンデルバルドの元に自分は貴方の信奉者だ、ダンブルドアに貴方を探れと言われた、という旨の言葉とともに出向く→グリンデルバルドはクイニーに彼の本心を尋ね、頷いたあと「でも妹を殺された恨みもある」という趣旨の返事をする→グリンデルバルドはユスフから妹に関する記憶を消し、「共通の友、ダンブルドアについて語ろう」などと言う」そこからのユスフが全く喋らんから何がしたかったのか最後まで分からんかった。私がバカなのか??最後なんで味方になったん?裏切ったんちゃうかったん??リタの記憶消されたんちゃうの???思わず関西弁になるよね。
細かいことを言うと、グリンデルバルド側のヒロインだったクリーデンスが前作までやたら持ち上げられていたのに無能キャラ扱いされていたのとか、テセウス兄ちゃんが婚約者をグリンデルバルドに殺された上にまだ捕まっていない状況で明るく他人の結婚式に参加しているのとか、色々思うことがあるのだが、続編があと2作あるらしいのでそちらで補完を期待したいなと思う。
とか思ってたらクリーデンスの中の人が逮捕されちゃったわよあーあ。